Unityでビルドしたアプリケーションの画面サイズを、コマンドプロンプトで楽に変更する方法
UnityのWindows版のアプリ開発の最大の謎です。
AndroidアプリをWindows用に出力する際に
インスペクターで設定していても必ず想定通りのサイズになりません。
正直なんでかは知りませんが、
外部から変更する方法はあるみたいです。
https://docs.unity3d.com/ja/current/Manual/CommandLineArguments.html
※画面中断より下の「Unity スタンドアロンプレイヤーのコマンドライン引数」
この変数を弄ることで、解像度の設定が変更できます。
それではまずコマンドプロンプトを起動します。
と言っても読者からすると
「コマンドプロンプトって何?」だと思います。
私自身、この問題に直面するまで10年以上触っていませんでした。
コマンドプロンプトとは、コマンドと呼ばれる命令文を用いて、
こんなやつです。
マウスが使えず、キーボードオンリーのソフトウェアです。
昔のPCって感じのしろものですね。
Windowsプログラミングをする前のC言語はこれで…というとおっさん扱いされます。
ちなみにWindows標準搭載ですので
簡単に呼び出せます。
検索で「コマンドプロンプト」、もしくは「cmd.exe」で検索すると、
先ほどの画面が表示されます。
まず、最初にすることは…
現在地の移動です。
普段はCドライブのユーザーの領域にいます。
ここから目的のexeのファイルがいるディレクトリまで移動しないといけません。
GUIなんて無いコマンドプロンプトでの移動手段は、テキストです。
そのテキストが
「cd」
です。
「cd」は「change directory」の略語のようです。
最初に「cd」と入力し、スペースを入れて目的のアドレスをペーストします。
入力後にエンターを押すと移動完了です。
こんな感じです。
後は目的のexeを開けるだけです。
「ファイル名(日本語でも可).exe -screen-width 目的のサイズ -screen-height 目的のサイズ」
で、目的のサイズでファイルを開けることができます。
こんな感じです。
以後は設定で変更しない限り、固定のサイズでファイルが開くと思います。
横長のアプリについては数多くの解像度が用意されていますが、
縦長アプリをWindowsで作るな、ということでしょうか。
何のための設定なのか。