「android.permission.CHANGE_WIFI_MULTICAST_STATE」の対処について
最近、アンドロイドアプリの64bit対応を行っているのですが、
一つ面倒な事案が出たのでその紹介です。
アプリの64bit対応の際にUnityのバージョンを上げるのですが、
Unity2017で作っているアプリも有り、その際に2点問題が発生しました。
①TextMeshProによるエラー
Unity2018以降「Package Manager」が導入され、
その中に標準で「 TextMeshPro 」がインストールされています。
事前に使用していると重複によりコンパイルエラーが起きます。
私の場合、スクリプトがアタッチできない状態になっていました。
対処としては簡単で 「Package Manager」の「 TextMeshPro 」を
「Remove」すれば、特に問題なくコンパイル可能になります。
個人的は2つ目が厄介でした。
②「android.permission.CHANGE_WIFI_MULTICAST_STATE」による重大な警告
64bit対応を終え、GooglPlayにアプリリリースを作成、確認を行うと
「重大な警告」として表題のキーワードが出てきました。
勿論、身に覚えのないパーミッションです。
最初はAdMob関連かと思い、削除してみるも外れ。
ネットでも中々見つからないなと思っていましたが、
海外サイトですんなりヒントが見つかりました。
また「Package Manager」です。
その中にある「Multiplayer HLAPI」が原因でした。
試しに「Remove」すると問題は解決できました。
「Package Manager」は便利なんだと思いますが、
知識のない素人からすると非常に厄介ですね。
未だにわかりやすい具体的な説明や事例も無いし…
気付いてないだけかもしれませんが。
参考
●CHANGE_WIFI_MULTICAST_STATE?
● Androidパーミション別-何してんの?#3 AFFECTS_BATTERY編