身に覚えのない「Android 広告 ID の使用ポリシー及び Google Play デベロッパー販売 / 配布契約 4.8 への違反」について
※2019/5/19 追記
全ての対応(完全無効も含む)でNGが出ました。
(アプリによって、セーフなのモノはありますが…)
プログラムを走らせていなくても、
AdMobに関するデータがあると違反対象になります。
また、GooglePlayでの違反を放置していると
(1週間以上、2週間未満)
AdMobからも違反扱いをされ、
(違反は対象の広告ユニットのみ)
復帰にも1週間近く時間を要するため、
アプリの更新をするつもりが無い場合は、
公開を取り消した方が良いと考えられます。
※アプリ:シンクロボールは広告ユニットを削除し、公開停止で難を逃れました。
現在の対策としては、真面目に
プライバシーポリシーを書くことをお勧めいたします。
※追記ここまで
本件はAndroid版の話です。
iOS版には対応していません。
先日、一通のメールと共にGooglePlayで配信していたアプリが削除されました。
お試しで作ったアプリなので告知はしていませんが、
「振動さん」というアプリです。
名前の通り振動機能しか使っていない単純なアプリです。
プラグインもないし、他人のアセットの導入もしていません。
※女の子は出てきません。
メールはこんな感じです。
削除理由はメール上部の赤枠で囲まれた
「Android 広告 ID の使用ポリシー及び Google Play デベロッパー販売 / 配布契約 4.8 への違反」
になります。
プライバシーポリシーが用意できるなら青枠の対応で良いと思いますが、
できないので今回は下部の赤枠の対応にしました。
メールが届いた時、正直身に覚えが無く、
「とうすりゃいいんだ。下手するとゲームも削除される」
と思っていました。
ただ、調べると似たような症状が起きている方もいるらしく、
AdMobではお馴染みであろうこいつが原因のようです。
何も対策をしないとAndroid 広告 IDを取得するようです。
パッケージをインポートした際に発生する
「AndroidManifest.xml」に対策が必要になります。
このファイルの場所は、たぶんここ。
C:\ユーザー名\任意名\Documents\unity_project\プロジェクト名\Assets\Plugins\Android\GoogleMobileAdsPlugin
※開発時のフォルダ構成によって変化する可能性があります
ファイルを開くとワードパッド等が開く場合は、
VisualStudioで読み込みなおすと編集しやすいです。
編集前に魔法の一文を用意します。
この件のAndroid 広告 IDの取得回避の対策は、
公式(しかも日本語)で解説があります。
https://firebase.google.com/support/guides/disable-analytics
リンクに飛ぶと同じ見た目の画面になると思います。
少し下に進むと赤枠部分が登場しますので、
赤線部分をコピーしてください。
ちなみに解説を読むと何をしているのか少しわかった気になれます。
後は、コピーしたテキストを application
タグに追加すれば
対策は完了になります。
この後、アップデートを行い、半日後にはアプリの再公開が確認できました。
ただ、本当に対策ができて再公開かは分かりません。
アップデートしたらすり抜けられたのかもしれませんが、
その辺も経験がないため分かりません。
1週間近く経過して今のところ公開は継続しています。
参考サイト
https://qiita.com/Nkzn/items/326ad03e358b5d3fbafc